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ヨガ・マクロビ・精進料理とヴィーガン/ベジタリアンの関係

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マクロビオティック/ヨガ (macrobiotics) とヴィーガンとプラントベースとベジタリアンについてここでは特に、マクロビとヴィーガンとヨガの関係性について話していきます。

日本のヴィーガンレストラン紹介

日本のヴィーガンレストラン

ベジタリアン/ヴィーガンは、動物を食べない人です。ヴィーガンやベジタリアンは、健康のため、だけのものではありません。
動物(魚介類や虫も含む)は食べられるために生まれてきたのでは、無いということです

ヨガ



マクロビを実践する人々の食事は、ベジタリアンやヴィーガンとほぼ同じ内容です。また、ヨガ(ヨギー)を実践する人々の食事も、ヴィーガン/ベジタリアンとほぼ同じです。
これは、肉体の外の部分と中からの部分を調和させることによって、初めて、その意味を生かすことができるからだと言われています。

元々、マクロビオティックは、海藻類や野菜や豆類を食べることが長寿のためであるともいわれていることから、どうしてもヴィーガンやベジタリアンになる以外にはないともいわれています。

ヨガは、肉体の外から、肉体の中へと健康やダイエットから入っていく人も多くいらっしゃいます。

その半面で、マクロビは、中からきれいになり、外へとつなげていくものであり、これらも陰陽といえるのかもしれない。

ヨガとはつながりという意味も持っており、外から中へのつながりであるといえるのではないでしょうか。

先に触れた調和に関しては、陰陽マクロビ、陰陽ヨガを語るうえで、陰陽は外せない言葉になります。物事には、陰の部分と陽の部分があり、片方だけで成り立っていないということを、説いているものです。

ヴィーガン/ベジタリアンとマクロビは基本の始まりの部分が違うだけで、動物性食品を食べないということでは同じです。

そして、それら、陰陽をうまく使って、外からのヨガの効果は陰陽を調和させることが、非常に大切なことといえる。

マクロビ



マクロビの創始者は、日本人の桜沢如一であり、1928年に桜沢如一自身の哲学によって、穀物、玄米、を基本とした食から入ったのです。

桜沢如一は、その自身の哲学を世界中に広められていきました。

だから、ヴィーガンとは切っても切り離せないものとなっていきました。

皆さんが、マクロビオティックをマクロビと呼んでいますが、マクロとビオティックと別れているのです。

主菜は玄米、副菜は野菜、ここに動物性のものは含まれていないことが、お分かりになられますでしょうか。

実際に、実践している人々をさして、穀菜人と呼ぶこともあり、この点からもベジタリアンとは切っても切れない関係となります。

また、こちらもベジタリアンやプラントベースと似ているのが、白砂糖を摂ることはなく、きび砂糖や甜菜糖を用いており、料理のだしにも昆布やシイタケを使い、プラントベースと同じように、鰹節などの動物性のものは摂らないようにしているのが、完全にプラントベースの世界といえます。

特筆できるのが、栄養素に関することで、栄養素にはカリウムとナトリウムを必要としてこれこそが、先に触れた陰陽を最も簡単に解決できるといえるでしょう。
桜沢は、全てのものを陰と陽に分けることで、彼の思想でいう無双原理という哲学を説いた。

しかし、現代では、陰陽説や体を中からきれいにするということが、マクロビであり、外からがヨガであるが、今では疑問視する研究者も多くいる。
それは、プラントベースやベジタリアンが増えてきている今、それに賛同しない研究者らが多いことから、そのような意見が出ていると解釈できる。

ただ、日本古来の食事は、肉食ではなく、お米でなく、玄米、穀物を基本的には摂ってきており、戦後にアメリカの食文化が、日本の食文化を完全に変えてしまったといえる。

ヨガ



マクロビの方々の多くは、家畜に対しても、地球温暖化や、家畜の餌となる穀物を、貧しい国の人々が、飢餓で亡くなっていくのを、人々に回すことができれば、この地球上で、どれだけの人が救われるのかを、今一度考えるきっかけに、マクロビを体験することは、非常に良いことだと思われる。

菜食主義のイコールが、マクロビオティックであり、ヴィーガンであり、プラントベースであり、ベジタリアンであると考えるべきであり、そう考えれば、冒頭で申し上げた、話がご理解いただけたのではないでしょうか。

日本では、禅宗の影響で、動物性の材料を一切使わない精進料理がはじまりで、明治のころには、菜食という呼び名が付いた。菜食とはベジタリアンと共通するもので、今もなお、ベジタリアンやヨガとの関連性を持たずに、独自に菜食や菜食人、菜食主義、その中に入らない人々は、菜食の人々のことを、菜食主義者と呼ぶことも多い。

ヨガというものを考えるときに、最低限3つの塊があり、それは、呼吸法、真っすぐな姿勢、瞑想である。



ここまでで、マクロビのよさや、ヴィーガン/ベジタリアン/プラントベースと似ていること、外から中へとつながる、ヨガについて少しは理解ができたなら幸いです。



マクロビ



精進料理とヴィーガン/ベジタリアン/プラントベース/ヨガ/マクロビのつながり



精進料理とは、仏教の教えをもとに修行僧たちの食事として発展してきました。
今では、皆さんもご存じのように、人がお亡くなりになった時などに、弔う場所での食事として一般の方にも振舞われるようになってきました。

仏教では基本的には、虫を含めて動物を殺生しない、動物を食べないという教えがもとにありましたので、これもヴィーガンやマクロビやヨガの皆さんの食事と基本は同じということになります。

仏教の教えの中では、厳しい戒に基づき植物性のみの食事でしたが、現在の仏教では、修行僧を除き、動物を殺生して普段食べることには、重きを置いておらず、一般的には、弔う場所だけの、精進料理なってきました。

さらに、現在では、弔う場所で出される精進料理に、鳥などのお肉を入れていたり、鰹節で出汁をとったりした精進料理も珍しくはありません。

精進料理



五葷(ごくん)と呼ばれるニンニク・らっきょう・ニラ・ネギ等々も、畑では根っこから取り除き、生まれ変わりがないということで、食べないとされたり、これらの野菜は野菜の匂いが強く、煩悩をかき乱す、または刺激するということでも、避けられています。

五葷を食さない、ヴィーガンの方もいらっしゃいますので、精進料理とヴィーガン/ベジタリアン/マクロビ/ヨガ(ヨギー)とは、密接な関係にあるといえるかもしれません。

ただ、現在の仏教はインド仏教に見られるように、三種の浄肉と言われ、仏教徒が見ないところで、殺生されたり、仏教徒の僧侶の為に殺生されたのではない、という考えのもとに、お肉を食べていたりします。
このような流れが、日本の僧侶にも伝わり、お肉を食べても良いのではないかと、精進料理も様変わりしてきました。

非常になるほどと思わせる精進料理の肉もどきの話があり、台湾やベトナムなどでは、古くから、野菜だけで作った肉もどきがあり、これは、現代の大豆ミートや、プラントベースミート、ビヨンドミートなどの始まりだったのかもしれません。

現在では、大豆ミートが主流で、世界中のヴィーガンやベジタリアン、ヨガ(ヨギー)、マクロビの皆さんが、食べているのが、今の時代です。

精進料理2



このような流れが、今、世界中に広まりつつあり、ドイツ、インド、アメリカ(特に、ニューヨーク)、イギリスなど数えたらきりがないほどの国のレストランの多くでは、ヴィーガンメニュー、ベジタリアンメニューというものが、お肉を売り物にしているレストランなどでも、用意されています。

また、今では、ケンタッキー・フライド・チキンやマクドナルドなどのファストフードのお店でも、肉もどきを使った、ハンバーガーや、チキンナゲットの販売をしているのです。

最後に、ご紹介をしてきました、ヨガ(ヨギー)食、マクロビ食、ベジタリアン食、プラントベース食の起源は、精進料理に合ったといえるかもしれません。



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